「ば…バカじゃない…!?」

「何で?」

..耳元で喋らないでぇ!
こしょばいぃぃぃぃ!


まだ晋祐に抱きしめられてるため、晋祐のぬくもりや心臓の音が聞こえてくる




チュ



短いリップ音が図書室に響いた

同時に頬に柔らかい感覚



「し…晋す…け!??」


全く理解出来ていないから混乱する


「何でそんなにびっくりするんだよ。言ったろ?」


《俺が恋愛を教えてやるよ
お前は今日から俺の彼女な?》



「あ!あれ本気でいってたの!?
冗談だと思ってたのに!」


「お前…あれ冗談だと思ってたのか?」


「うん。だって晋祐ってばいつもあんな感じだからさ…!」


。。鈍感を通り越してる…。キスまでしたんだぜ?
気付けよな...


「…はぁ……」


晋祐は深いため息をついた