「あ、俺が出るよ」
「いいよ!!私が出る!」
晋祐はじっと私を見つめている
膨れっ面で
「何でだよ―
お前休んでねぇと風邪治らないじゃねーかよ―」
「いいから!!もし美月だったら誤解される!」
ピンポーン
チャイムで我にかえった
「良いじゃんよ―」
晋祐を無視して、玄関をあけた
ガチャ....
目の前にいたのは....
「どうも^^未来ちゃん♪」
「あ…どうも…!」
晋祐の部活の先輩..
波久保先輩だった
「何で家知ってるんですか!?」
「未来ちゃんの担任の先生に聞いたんだよ^^
お見舞いしたかったし♪」
手には袋があった
中身はどうやらお菓子だ
大量に入っている
「これお見舞いの品ね
お菓子だよ―」
「わぁっ!!ありがとうございます!!♪」
「良かった元気そうで^^」
お菓子でテンションがMAXになった私を見て、先輩は笑っていた
「おーい未来誰だっ…って波久保先輩!?」
時間がたっても来なかったからか晋祐が出てきた
