君のとなりで。

優香さんは友達と喋っている。


「やっぱり優香さんって可愛いよね…」


「亜実…」


「あたしは清水くん諦めます!」


「亜実、諦めちゃ駄目だよ…」


亜実は今にも泣きそうな顔で、優香さんの方を見た。


「やっぱりみんな顔なんだよ…」


亜実の言葉がやけにグサッとくる。

先生も…顔で決める人なのかな…


「まぁ、あたしも清水くんを顔で決めてたからな…人の事言えないか!」


亜実はアハハと笑って頭の後ろを掻いた。


「あたしが諦めた分愛子は頑張るんだよ!」


「……うん」


亜実の決断には納得しなかった。
だけど人の事だから口出し出来ないから、あたしは亜実を見守る事にした。