「どうしよぉ…」


「大丈夫だって!これから沢山勉強すればいいじゃん!」


「亜実は、頭が良いからそーゆー事が言えるんだよ!」


何を隠そう、今日は期末テスト2週間前。
あたしの大っ嫌いなテスト期間がやってきた。


「あたしが教えてあげようか?」


「いい…亜実の説明分かりにくいから…」


「何それ。あっ、理科は先生に教えてもらえば?」


ぶっ!!!

あたしは飲んでいた、いちごオレを吹き出しそうになる。


「先生は関係ないでしょ…」


「いやぁ~直樹くんより先生の方がお似合いだけどな…」


「あたしは直樹くんが好きなの…」


あたしは直樹くんに告白すると決めた。