「莉衣菜〜!」

翔平の声で私は振り返る。

「なに?」
ちょっと冷たく接してしまう。

「俺さー。
由衣菜と
付き合うことになった^^」

「そうなんだ…」

翔平はすごく笑顔だ。


私、強がってる。

本当はしってるよ?
めちゃくちゃ寂しいよ?
でも本音だしちゃったら
私、泣いちゃうから…