翔平の腕の中から
出ようとしても出られない。
その様子から
翔平はしっかり気持ち
伝えてくれてるんだ
って思う。


私…
あきらめなくても
良いのかな。
ずっとずっと好きでも
良いのかな…

「莉衣菜…好きだよ。」
「私もずっと前から翔平が好きだよ。」

「なら…!!」
「でも今は答えられないの。
私が高校受かったら…
私から気持ち伝えるから…
それまで待ってくれるかな…?」