「なぁ…「私ね。」 またやっちゃった… なんでこんなに私は 素直じゃないんだろう。 「パティシエの方進むんだ。 だから高校は料理専門のとこ いこうとおもってる。」 また翔平のことだから 『そっか』とか 言うんでしょ。 「じゃぁ俺もそっち進よ。」 はぃ? 「でも今から勉強ってだいぶ大変だよ!?」 「しってる。」 翔平は自慢げに笑う。 「がんばるよ。 莉衣菜のこと好きだから。 そんくらいがんばれるさ!」 ………ぇ?