「康介、今日は行かないのか?」

「行こうぜ~康介~」

「そうだな……」

最初に康ちゃんに声をかけた人は、宮本寛太君。
康ちゃんのいる暴走族の副総長をしています。

次に声をかけた人は、永田雷斗君。

雷斗君も暴走族の幹部をしています。

康ちゃんがいる暴走族は、全員イケメンです。

イケメンだから会う為に同じ高校に入る人もいます。

「康ちゃん行くの?」

「……あぁ」

康ちゃんは、優しい時はあるけどいつも冷たいんです。

だからたまに不安になります。

「そっか…じゃあまた明日ね康ちゃん」

「あぁ…」