「さぁーて、次はさぼろっかな」 恋之が立ち上がった。 「また、?」 恋之は、一つ上の 坂口 晴樹(Sakaguchi Haruki)さんと付き合っていて一日一時間サボっては二人で遊んでいるらしい。 「恋之羽もたいへんだな」 剛季は、もうあたりまえになっていてひらひらと手を振る。 「恋愛ってそんなもんよ」 じゃあね、と手を振って教室を出て行った。 「じゃあ、俺たちもさぼろっか?」 「冗談やめてよね」 そういった私は、自分の席に着いた。