「あーぁ、剛季のせいでないちゃったよ」 恋之が剛季に冷たく言う。 剛季とは、私と恋之の幼馴染の 岡崎 剛季(Okazaki Kouki)。 「ほんと剛季は穂乃にべたぼれよね」 「やめてよー、私は恋之しか好きじゃないし」 「お前らは二人して俺を拒否か!!」 あーぁ、男の子泣かせちゃった……。 私の心を罪悪感が覆う。 のもつかのま、 「穂乃ー、ポッキーいらねぇ??」 目の前でポッキーが揺れている。 「いるー!」 手を伸ばすとポッキーが逃げて行ってしまった。