今日の授業も終わり。家に帰ってソファーにねっころがろうとした時。
私の携帯が鳴った。

私はすぐに電話に出た。

「もしもし?まっちゃん?久しぶり」
その電話から聞こえたのは中学、高校と一緒だった亜子からだった。


「あのさ。話すなって言われてたんだけど…話すね」


私は何がなんだか分からなかった。


―――あのね。



私は亜子が言った言葉が信じられなかった。





―――…関根くんが死んじゃった…?…―――