-5年後-


私は、関根くんと高校は別になりいつの間にか5度目の春を迎えていた。

私は、いつの間にか関根くんと連絡が途切れていた。


「まっちゃ-ん。次HRだよーっ」
『んー!今から行くよ-』



私は亜子にあの事を言われるまでは忘れていた―――
なぜ、あの日急に連絡が途切れてしまったのか。


もう関根くんに捨てられた。そう思っていた。