2度目の恋は、やさしい蜜の味

会場に足を踏み入れた美月は驚きを隠せずにいた。

シャンデリアで照らされた会場には、豪華なお料理が並び、ドレスアップをした人々がそれぞれグラスを片手に談笑していて、その中にはテレビで見たことがある著名人も見受けられる。


今更だけど、何のパーティー?

由美の家が何かの会社を経営しているとは聞いていたけど、こんなすごいパーティーに出席するほどだったとは……。


美月は緊張から体が強張り、悠斗の腕に絡ませていた手にも自然と力が入った。


「緊張しなくても大丈夫だよ」


悠斗は美月に優しく微笑みながら言った。