2度目の恋は、やさしい蜜の味

「ちょ、ちょっと、由美」

「うん、可愛いな」


慌てている美月を余所に悠斗はソファからスッと立ち上がると美月の目の前まで歩を進めた。


「あ、あの、このワンピースご用意して下さってありがとうございます」

「どういたしまして。本当に似合ってるから用意したかいがあったよ」


悠斗は目を細めながら、美月を見つめていた。


このワンピース本当に可愛い。

メイクを施された鏡に映った自分は、わたしじゃないみたいだった。

お姫様になった気分……なんちゃって。