その頃美月は持っていたはずの浮き輪がどこかへ流されたため自力で泳いでいた。 ようやく足がつくところまで辿りつき立ち上がると、砂浜にいるはずの人物と目が合い美月は驚いた。 「ゆ、悠斗さん!?どうされたんですか?」 「どうされたんですか?じゃないよ……突然海の中に消えたから溺れてんじゃないかってかなり焦ったんだからな……」 のんきな美月に悠斗は気が抜けてしまった。 心配してくれたんだ…… 不謹慎だけどちょっと嬉しい……