「美月ちゃん!!」 菜緒子をあしらいながら美月の方を気にかけていた悠斗は、突然海の中に消えてしまったことに驚き、菜緒子の腕を振り払い美月がいたはずの場所まで急いで泳ぎ出した。 菜緒子は悠斗の突然の行動に呆気にとられていた。 「美月ちゃんって今言ってたよね……?悠斗さんは美月のことが好きなわけ?私は狙った男は絶対手に入れるんだから!!」 菜緒子は睨めつけるように悠斗の行方を目で追っていた。