2度目の恋は、やさしい蜜の味

しかし、由美と佐倉は女性のことは既に眼中に無く、お互いの腰に手を回して体を寄せ合い「お腹空いたし、何か食べに行こうか」と話し始めていた。

由美たちの前に立っていた女性は、苦虫を噛み潰したような顔をすると2人から目を反らした。


2人を敵に回してはいけないな。


美月はそう実感した。

そして悠斗の方に目を向けた。


さて、わたしはどうしよう。

由美のように自信満々に自分の彼氏ですなんて態度は取れないし、そもそも付き合ってる訳でもないしなぁ。

もしかしたら、邪魔することになる可能性もあるし……

よし、このまま退散して、部長たちが遊んでるところに行こうかな。


美月がそんなことを考えていると、悠斗が立ち上がり、美月の方に歩み寄った。