2度目の恋は、やさしい蜜の味

「美月、大丈夫?」


あまりにフラフラ歩く美月を見て、由美は立ち止まると心配そうに顔を覗き混んできた。


「うん……ちょっと慣れない距離に疲れただけだから」

「ふーん……それは、どっちの距離?」


由美はニヤッと小悪魔的な笑みを浮かべて聞いた。


「そ、そんなのここまでの道の距離に決まってるじゃない!」


美月は由美の鋭さに焦りながら答えた。


「車で2時間の距離がねぇ……ま、そういうことにしといてあげる」


由美はふふふっと笑うと前を見て再び歩き始めた。