びっくりして声も出ない。
しかも!!
いきなり舌を入れんな―――!!!
用意周到なこいつは抵抗できないように俺の両腕をちゃっかり掴んでいやがる。
圧し掛かってくる周の体のリアルな重みと体温。
口の中を我が物顔で行き来する舌に俺の暴れまわる舌は器用に囚われる。
じ…冗談じゃねーーー!!
俺は必死の抵抗で何とか顔を逸らすと、周の唇は離れていった。
どちらのか分からない唾液が周の唇で光って、こいつはそれを手の甲でぐいと拭った。
その仕草にちょっとだけドキリ―――と心臓が跳ねた。
まだ酔いが残ってるのか―――?自分自身でもその感情が恐ろしくなり顔を青くしていると、
そんな俺の心情を知ってか知らずか、周は不敵ににやりと笑みを浮かべ、
「お前を食ってやる」
と一言、低く囁く。
そして俺の首元に顔を埋めてきた。
ギャーーー!!
マジで食われる―――!!?



