『真幸!んぢゃあな…。』
『おう!また明日な。』

あの時間から修司が少しおかしい。
いろいろと考えながら
今日は歩いて帰ることにした。

『……一体ここはどこなんだよぉー………』

僕は方向音痴なんだ。
なのに全く知らない道を歩いて帰ろうとしたため、迷子になってしまった。

『くっそー………』

気づけば僕は緑でできた公園の中にいた。

左のほうからほんのり暖かく、優しい夕焼けの光が射し込んでいた…。
僕はなぜかそっちの方向へと歩みを進めていた……。