ピピピ……

『んもう朝か…』

僕は目を覚ますために
洗面所へ行き顔を洗った。鏡を見るとなぜか両目が
はれている……

『ん?なんではれてんの?俺昨日ないてねーぞ?…ま、いっか。』

さほど気にすることもなく僕はささっと朝食を済ませ鞄を持ち、結城のマンションの下へと向かった。

『真幸ー!おせぇよ!』

『結城?珍しくはええじゃん?なんか良いことあった?』

『まあな。俺の女がよー………。』

『はぁ……。』

『どした…?』

『俺、なつみと別れた。』
『なんで?なかよかったじゃん?』

『俺にはわからない。いきなり呼び出されて、別れようの一言。俺に愛を感じなかったんだとさ。』

『意味わかんねぇな…。』
『とにかく学校行こうぜ。』

そう言い僕達はバス停に向かい、バスに乗った。