「近藤さん悪いが、あんたにゃ京華と対峙する際囮になってもらうぜ?」
「土方さん!?」
俺の言葉に総真が慌てた。
「心配すんな。囮ったって部屋の中には俺らも潜むさ。ただ、上の暗殺のターゲットが近藤さんな以上、最初は近藤さん一人に出ててもらわなきゃ京華を誘き出せねぇんだよ。」
「うむ。わかった。」
「近藤さん、大丈夫ですか?」
「なーに、そんなに心配することじゃないさ。相手はかつて仲間でこれからも仲間でいる子なんだから。」
「そうですね。」
近藤さんはおおらかに笑い、総真もつられたかのように笑っていた。
「よし、なんか質問はあるか?」
「私はどうすればいいんでしょうか?土方くん?」
穏やかな声でそんな言葉が聞こえ、振り返って見ると扉の前に、先ほど平組員に探してくるよう頼んだ副長同格総長である山南敬が立っていた。
「山南さん。」
「それで、私はどのように行動しましょうか?」
「山南さんはここで待機。俺も近藤さんも外すから、組長格と平組員の統制を頼む。ま、組長格は3人しかいねぇけどな。」
「了解しました。」
「一磨、総真、駿助、お前らも山南さんと協力して平組員の統制に回れ。山南さんの指示には従えよ。」
「御意。」
「はーい。」
「了解。」
