*  *  *  *  



次の日...私は昼間頃になって目を覚ました。



「リリス、大丈夫?」

起きると傍にはシーラが立っていた。
昨日のことを心配してくれたんだろう。



「昨日はありがとう、ゴメンネ?迷惑掛けて」



「どうってこと無いわ。どこか辛いとことかない?」



「ううん、大丈夫...ただ...」


昨日のデカルトの言葉が頭をよぎる。
『明日、会いに来る...』そういっていた。



「ただ...何?」



昨夜の事をシーラに話す。
話し終わると、シーラの顔つきが険しくなった。



そんな顔したら、せっかくの綺麗な顔が台無しだよ。