むきになって、デカルトを怒鳴ってしまった。
『リリス、本当にそれでいいのか?悔しくないのか。今までたくさんの者に憎まれ、恨まれ...。お前を一度は裏切った』
「違う!私が封印されたのは自分から望んだこと!」
『だがお前は苦しむだけだった。違うか?封印なんてされなきゃよかった。どうして自分ばかりこんな目に合うんだと思っただろう?』
デカルトは私の心の弱いところをついてくる。
少しずつ彼の言葉に支配されていく。
怖くて体が震えだした。
もう何も言わないでほしい。
「もうやめて...お願い」
私の周りに黒い霧が立ち込める。
『自分を封印した奴が、憎かっただろう?しかもお前の友達だろう?』
「やめてっ!もう何も言わないでっ!」

