私が闇から出てきた後は、極力お城の人達との交流は避けてきた。
沢山の...しかも各国の人たちが集まる舞踏会なんかに出たら、騒ぎになってしまうかもしれない。
今の私の髪を瞳は、闇をも思わせる黒だから...。
「やはり、やめて置くか?俺はリリスに傷ついてもらいたくない。
だが一緒にまた踊りたいと思っただけなんだ」
私も、ルイスとまた踊りたい。
だけど...また何か起してしまいそうで怖いんだ。
「私、本当に危ないんだよ?こんな私が舞踏会なんかに出て大丈夫なのかな?」
「大丈夫だ、何があっても俺が守るよ」
フワッと柔らかい笑みを浮かべる。
この笑顔はいつも私を安心させてくれる。
「私もルイスと踊りたい!」
「そうか、よかった。だが無理をするなよ?何かあったらすぐに俺を呼べ。必ず行くから。」
力強く、安心させてくれる言葉。
自然と大丈夫という気持ちにさせてくれる。

