*  *  *  *



「リリス、もう朝だぞ」



ルイスの声で私は目を覚ました。
傍にルイスがいてくれたことにホッとする。



「おはよう、ルイス」



「あぁ、おはよう」



ルイスの手が優しく頭を撫でてくれた。



「ルイス、起きるの早いんだね?」



まだ結構早い時間なのだが、ルイスはもう起きていて着替えも済ませていた。