破滅の女神~続編~


『ククっ..探しても見つからないよ。俺はお前の中に居る。』



この声にハッと気が付いた。
そうだ...この声は、私が闇の中に居たときに聞こえた声だ!



「貴方は...誰なの?」



ぎゅっと両手で毛布を握る。
闇に居たときは、兎に角誰かの声が聞きたくて...。何も恐怖など覚えずこの声にすがった。



でも、冷静になって考えるとやはり恐ろしい。
自分の中に居るなんて...それじゃ、まるで...。



“私に憑り付いている悪魔”



『ククっ、正解!俺は悪魔だ。破滅の神によって生み出された、言わばお前と同じ存在。』



「ちょっと...意味わかんないよ..」



私は困惑した表情を見せた。
事の成り行きに頭が付いていかない。