青色の髪がフワフワと顔に当たってくすぐったい。
でも、久しぶりにカイルに会えて嬉しかったから、私もカイルに抱きついた。
「カイル、あったか~い!」
カイルの胸に、顔を埋める。
これは本当だ。私は率直に思った事を言っただけ...。
ふと突き刺さる様な視線を背後から感じた。
カイルからしてみれば、きっと殺気を感じていたことだろう。
後ろを振り向くと、なぜだか笑顔を浮かべてルイスが見ていた。
いや、目は笑ってない。まるで貼り付けたような笑顔...。
「ルイス...?どうしたの?」
少し怖くなって、恐る恐る声をかけた。
私の問いに、さらにニコッと笑う...。作られた笑顔で...。
「あの...ね?どうしたのかな...ルイス。なんか怖いよ?」
「リリス...誰に抱きついてるの?そんなにカイルが好きかい?」

