「シーラ様、お茶に致しましょう?」
お茶とお菓子を持ったミーヤが、中庭に居る私の元にやって来た。
「うん、ありがとう」
ミーヤも私の隣に座る。一緒に午後はお茶をするのが、私達のいつもの日課になった。
本当は、ここにもう一人...居たはずなのに。
「シーラ様、どうされました?ボーっとされて」
ミーヤが心配げに顔を覗き込む。綺麗な瞳と目が合った。
「ううん!何でもないよ?ただ...ちょっと寂しくなったの」
「...そうですか」
ただそれだけ言い、ミーヤは黙ってしまった。
こんな空気を作ってしまったことを後悔し、慌てて話題を変える。
「ごめんごめん!この話は終わりっ!今日のお菓子、ミーヤが作ったの?」

