「ミーヤまで...私、夢見てるんじゃ...」
「リリス、説明しますね。ルイス様もいい加減離れてくださいな」
ルイスがさっきからずっとリリスを抱きしめて離さない。
だがビリアさんもそう言ってはいるものの、微笑ましそうに見ている。
「リリス、私が書庫で貴方を助ける方法を見つけたんです。
ですから、昨夜私とシーラで魔方陣をつくり貴方を闇から出してきたんですよ」
にっこり笑いながらビリアさんは話していた。
しかし、ビリアとは裏腹にリリスの顔は真っ青になっていった。
「ちょっと待ってください!!私がまたここに戻ったって事は...また」
カタカタと小刻みに震えて、俯いた。
その様子に一番に気づいたルイスが声を掛けた。

