「ぅ...あ...」 微かだが、リリスの唇が震えている。 小さな...でも確かにリリスの声が聞こえる。 「リリス!!そうよ!目を覚まして!」 「シー...ラ」 そっと、長いまつげから漆黒の瞳がのぞく 「そうよ!私!私よ!」 握っていたりリスの手を、さらに力強く握る。 それに答えるように、キュッと私の手を力無く握り返してくれた。 「リリスが目を覚ましたのか!?」 扉が乱暴に開かれて、ルイスが走って入ってきた。 そのままリリスに駆け寄る。