鏡の光を頼りに走っていると、大きな光が見えてきた。 きっとあれが出口なんだろう...。 その光に勢いよく飛び込んだ。 「はぁー...はぁー...」 「ルイス様、良かった間に合って...」 ビリアが安心したように近寄ってきた。 他の皆も、ホッとした様な表情をしている。 「ルイス様、後一分遅かったら...」 そう言って、俺の手に視線を向ける。 俺もリリスを抱きかかえていた手をみる。 「なっ...!」 半分以上、手が透明になっていた。