―――あれは...? 目の前に、何か小さく光っているものが見える。 まさかっ!リリスじゃ...。 走って光の元に近寄ってみた。 「...っリリス!!」 底には、横たわって目を閉じている彼女がいた。 二年間...会いたくて堪らなかったリリスが...。 光っていたのは、俺がリリスに送った指輪だった。 これが、俺にリリスの場所を教えてくれたのか。 「リリス!リリス!目を覚ませ!」 頬をパチパチと叩く。 だが、なかなか目を覚まさない。