「シーラ…デカルトが…!」
「…っく、あんた…また!」
シーラがふわりと体に光を纏いながらデカルトを睨みつけた。
“誰も…誰も俺を受け入れる事なんて無いんだ。っは、所詮そうだろうなぁ…リリス、お前ならこいつ等と違うと思ったんだが…”
どうやら俺の勘違いだった様だ…。
ブツブツと、よく耳を澄ませないと聞こえ無い声で彼は呟く。
少し冷静さを失った私も、その言葉を聞き取る事が出来なかった。
「もうあんたをこのままにして置けない…。さっさと封印するなりしないと、リリスの体にも負担がかかるよ!」
「あぁ…これ以上、リリスを危険な目には合わせたくない」
そういってルイスは私を抱き寄せた。
安心できる暖かい腕。少しずつ冷静さも戻ってきた。
「シーラ、このままでは街に被害が出かねません!何とか封印してしまわなくては!」
ビリアさんとシーラが目を合わせ、頷いた。
デカルトの周りには真っ黒い闇が取り囲み、徐々にそれは広がっていく。」

