「ルイス…謝らないで…?ルイスは何も悪くない…」
頬を撫でていた彼の手に、自分の手を重ねる。
大きくて温かい手…。私はこの手が大好き…。
「ありがとう、雨の中ルイスが迎えに来てくれたんだよね…。嬉しかったよ…?」
そういって、ニコッと笑って見せた。
「リリス…」
「…ルイス…大好き…本当に大好き…」
ギュッと首に腕を回して抱きついた。
私はルイスじゃないと駄目なの…。ルイスじゃないと愛せないの…。
「リリス、俺も大好きだ…愛してるよ…」
耳元でそう囁かれ、どくっと胸が微かに高鳴った。
「俺はただの人間だ…それは変わらない…。だがリリスを手放す気は無いよ…」
その言葉がうれしくて、じわっと目頭が熱くなった。
何よりもほしかった言葉…。その一言がどんなに聞きたかったか…。
ありがとう…そう囁き、彼の頬に軽く口づける。
ルイスは驚いたように目を丸くするも、目を細めて微笑み唇にそっと口づけてくれた。

