* * * *
「リリス…起きろ」
「…ん。ぇ?」
雨はまだ止んでなく、まだ雷もなっている。
「デカルト…どうして…」
起きると目の前にデカルトが立っていて、咄嗟に身構える。
「さっきあの女と話した所に行ってみろ」
無表情を崩さずに、ただそう言った。
「なんで…何かあるの?」
「…今行けば、面白い物が見れるかもしれないぞ?」
面白い物?
訝しげに私は表情を曇らせる。
「兎に角行ってみればいい。まぁ、お前にとっては面白くないかもしれないがな」
最後の一言は、雷鳴によって消されてしまった。
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