破滅の女神~続編~


ダリアさんが帰るまで我慢なんだから。
きっともう直ぐ帰るだろう…。



「気にしすぎなんだよね。私は…」



『…お前は寂しくないのか…?』



ビクリと肩が跳ねた。
ここ最近、全く出てこなかったから。



少し記憶から薄れていた存在―――



「デカルト…」



『お前が好きなら、他の女など構わずに、お前だけに優しさを向ければいいものを。

寂しい思いをさせるなど…愚かだな』



スッと私の前に現れた男は、傲慢な笑みを浮かべて言った。



「やめて!ルイスは悪くないのっ。私が我侭だから」