まるで不安が溶かされていくみたい。 「リリスさん、困らせてしまったみたいでゴメンなさいね。 私は部屋で休みますわ」 そういってダリアさんはその場から離れた。 笑顔で言っていたけど、目は笑っていなかった。 きっとごめんなんて、全然思っていないだろう。 「リリス、大丈夫かい?」 「私は大丈夫だよ。ありがとう」 そういってニコッと笑って見せた。 「ダリアも、最近刺々しくなったな。 色々不安な事もあるのだと思うんだ。悪く思わないで上げてね」