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ダリアさんが城に来て数日がたった。
いつもどうり、彼女は私に明るく接してくれる。
でも、少し悩みも抱えるようになった。
「ケホッケホッ!」
「ダリアさん、大丈夫ですか?」
軽く咳き込むダリアさんに声をかけた。
ビリアさんに聞いたんだけど、彼女は軽い喘息みたいな感じだそうだ。
そんなに重たい病気ではない。
別にビリアさんに見てもらわなくても、その辺の医者にも手に負える程の病なのに。
「ダリア、辛いのなら部屋に行っているといい」
「ええ、ありがとうルイス。でも、もう少しリリスさんともお話したいのよ?」
始めは警戒していたルイスも、最近では警戒を解いてダリアさんに接している。

