「ええ、私も嬉しいわ」
ダリアさんの笑顔に、私もパアッと笑顔を見せた。
「ダリアさんっ!そろそろお体に触るかも知れないので、私は失礼しますっ」
「そう?また来てくださるかしら?」
寂しそうな瞳を私に向ける
「勿論ですっ!」
笑顔で首を大きく縦に振った。
「では、失礼しました」
ぺこっと頭を下げて、部屋を出た。
「…フフッ、本当にバカな子…。
貴方のいい所は、優しい事ね…。でもそれが仇になることもあるのよ…。
そう易々、私みたいな人を信じてはダメよ―――?」
リリスが出て行った扉を、不敵に笑いながらダリアは見ていた。

