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二日後、城にダリアさんがやって来た。
今はルイスと二人で出迎えをしている。
「今までの無礼、深くお詫びいたしますわ…。
それからルイス、しばらくお世話になります。」
そういってルイスにフワッと微笑む。
私の胸が、チクリと痛んだ。
「リリスさん」
急に声をかけられて、ビクッと肩が跳ねる。
「あの…なんてお詫びを言っていいか…。
許してくれとは言いません。ですが、少しでもお友達として接してくれると嬉しいわ」
前のダリアさんだとは考えられない笑顔だ。
私にこんな笑顔を見せてくれるなんて。
まだ完全に心を開いたとはいえないけど、少しだけ肩の力が抜けたような気がした。
「はい、宜しくお願いします。ダリアさん」
「ええ、こちらこそ」

