* * * *
「あれから、もう二年経ちますね...」
書庫の本を整理しながら、小さく呟く。
何とか...何とかしてリリスを助ける方法を見つけなければ...。
魔女だというにも関わらず、私はあの子に何もしてあげられなかった。
あの時、リリスに封印のことを話さなければ良かったのではと思うようになった。
私があの時、何も言わなければ...あの子が封印されることもなかったのに...。
しかし、ああしなければこの国は滅んでしまっていただろう。
複雑な感情が入り混じって、混乱してしまいそうです。
今日も、数々の本を読みあさってリリスを助ける方法を探す。
きっと...なにかある筈...何か...。

