ドキンっ!
心臓が大きく脈打った。
「いいの?他にも踊りたがってる人居るのに」
向こうに居る女の人たちに視線を向けた。
彼女達からの視線が痛い…。
そんなに睨まないでよ~!
「俺はリリスと踊りたいんだ、さぁ行こう」
私の手をそっと引いて中央に移動する。
ルイスは胸に手を当ててお辞儀をし、私はドレスの裾を持ち上げ軽く屈んだ。
曲に乗って手を取り、ステップを踏む。
やっぱり、ルイスのエスコートはとても上手。
すごく踊りやすいんだもん。
「リリス、ダンスが上手くなったね」
「そうかな?ルイスが上手なんだよ?」

