「なっ///!そんな事ないよ」
「赤くなって、かぁわいい~!」
パッと頬に手を当てる。
熱を帯びているので、確かに私の顔は赤くなっている。
恥ずかしいなぁ、もう!
「あの…シーラ様、踊っていただけませんか?」
さっきから見ているだけだった人が、シーラに声を掛けた。
当の本人はと言うと、あからさまに嫌そうな顔をしている。
あれは絶対に断るだろう。
でも、ずっと私に付きっ切りも悪いし…。
「行っておいでよ、シーラ」
「でも、心配だし」
眉を下げて私を見る。
その優しさは嬉しいけど、何かあったら呼ぶから。
「呼んだら助けに来て!ね?」
「ん~、じゃぁ何かあったらすぐに呼ぶのよ?」
約束よっ!と私に小指を向ける。
「うん、分かった」

