「兄貴、終わった。送ってくれ」


ドタドタドタ!と階段を降りて兄貴のところへ飛んでいった


て、え?

「なんでやねーん!」

テレビの左端にある時間を見るとまだ7時だった

余裕で間に合うし。


あのくそ兄貴、二時間も目覚まし時計進めて鳴らしやがった



「でも、兄貴さんよー。送ってくれるよねー。だって言ったもんね」