背中。 壱 (更新中)


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「サクラ~遅いよ。」
「ごめんごめん!あ、タバコありがとね」

“サクラ”、“竹本桜”それが、私の名前。
お世辞にも、綺麗とは言えないスタイルに黒いセミロングの髪。

これが私。
私が彼女にお礼を言うと彼女は
なんもだよ。って心配そうな
目で言った。


彼女は同じ中学の友達。
派手な服に似合ってるとは
言えない化粧。

それは私も周りから思われてること。


普段タバコは絶対吸わない
私にタバコをくれたのは彼女。


数十分前ここでみんなと
溜まって話をしている時に
携帯は鳴った。


そしてお姉ちゃんからきた
メールを見て絶望感を味わった。

そしてたまたまタバコを吸ってる
彼女が目に入った。