すべての原因はさっき来た
お姉ちゃんからの1通メール。

私の大好きなお姉ちゃんからのメール。

でも私はそれを見た瞬間絶望感を
味わった……。

私のお姉ちゃんがーー。
私の好きなお姉ちゃんがーー。



暗い路地裏に存在を消すように
座り込んでいる私は笑っていた。


どれくらいここにいるかも分からない。

今が何時なんかも分からない。

時々私の前を通って行く人は

華やかな服を着た化粧の人だったり
少し怖そうな人だったり…

多分みんな夜が好きな人だと思う。