行き先が決まったけれどダイが言った言葉が少し引っかかる。
“お袋さんだろ?”
って言ったダイに“うん”と返事を
してしまった自分に少し罪悪感を
感じていた。
今日はお母さんじゃないのな…………
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あの空き地でみんなと解散して
歩いてダイ家へと向かった。
歩いて15分ぐらいで付く家。
歩いている間さっきの男について考えていた。
予想した補導員ではないっぽかった。
ーーーだって金髪だったし……
それでもタバコ吸うなって言ってきたんだから、それなりの正義感のある人か
かなりのタバコ嫌いかどっちかだろう。


