背中。 壱 (更新中)


行き先が決まったけれどダイが言った言葉が少し引っかかる。

“お袋さんだろ?”
って言ったダイに“うん”と返事を
してしまった自分に少し罪悪感を
感じていた。

今日はお母さんじゃないのな…………


ーーーーーーー

あの空き地でみんなと解散して
歩いてダイ家へと向かった。

歩いて15分ぐらいで付く家。
歩いている間さっきの男について考えていた。


予想した補導員ではないっぽかった。
ーーーだって金髪だったし……


それでもタバコ吸うなって言ってきたんだから、それなりの正義感のある人か
かなりのタバコ嫌いかどっちかだろう。