レンさんについて話終わる頃には、ラーメンはすっかり伸びていた。
伸びていたラーメンを急いで描き込み店を出た。


ユウヤは本当におごってくれて、少しいい奴だな・・・って思った。



「ありがとね」


「なに?お前も礼とか言うの?」



せっかく人がお礼してやったのに、また意地悪なこと言ってくるから「もう、一生お礼なんかしてあげない」って言ってやった。



ユウヤとは、店の前で別れた。
これから、繁華街の方に行く見たい・・・・。


繁華街に行けばユウヤの、憧れのレンさんがいるのかな?
今まで行ったことは、何度もあるけど会ったのは1度だけ。


それも昼間だったから・・・・夜に会ったことはないんだな。



まぁ、私は表通りに行けないし。
ダイに連れられ2回程歩いたけど、まだ自分には早い・・・・というか、刺激が強かったからあんまり行きたくない。



2回しか行ったことないから、会ってないのか。

それに鑑別に居ることも多いって言ってたから、会わなくて普通なのかもしれない。



うーん。
本当に謎な人。



もう、レンさんについて考えるのはやめた。