素直になれなくて

次の日学校につくと、
私のクラスに圭吾がいた。


「お~愛花。おっす」


「あ…あぁおはよう…」


「なんだよ元気ねえな!!ほらほらあげぽよしてえ」


「低血圧なの。朝とか超苦手」


「そうなのか!?俺は、学校が好きだから楽しくて仕方ねえよ」


にっこり笑って言う圭吾。


その瞳を、私は直視できない。


「なになに?圭吾、ウチの帰宅部エースと仲いいの?」


「なんだよ帰宅部エースってwんまあな★昨日仲良くなった」


帰るのが人一倍早い私は、クラスから『帰宅部エース』と呼ばれていた。


「翔…帰宅部エースって呼ぶなって言ったでしょ?!」


「だって、お前昨日も早く帰ったじゃん」


「そうだけど…」


「俺、お前と帰ろうと思ってたのにひどくねえか!?」


「なんで私があんたと帰んなきゃいけないのよ!?冗談もほどほどにして」


ホント、翔はふざけてる。


金澤翔。私の幼馴染で、隣に住んでる部活少年。

 
サッカー部のエースらしい。